はがせる壁紙DIY はじめての『はがせる壁紙』貼り

はがせる壁紙DIY『はじめてのはがせる壁紙貼り編』

はがせる壁紙 “ウォールシート” 施工事例。はじめての『はがせる壁紙』貼り！！
どなたでも簡単に貼れるシール式壁紙の基本的な貼り方を丁寧に解説。障害物のない壁一面に壁紙を貼り簡単で効果的なアクセントウォールを施工。天井突きつけ工法です。
使用材料は『HWP-21493』

1.準備: 施工道具は全部で9つです。写真に映っていない物もございます。1.　メジャー（寸法を測ります）
2.　スキージ（なで付けと折り目入れ）
3.　カッター
4.　ハサミ
5.　タオル、雑巾（施工前の掃除用）
6.　定規（50cm以上の物）
7.　鉛筆
8.　カッティングボード
9.　マスキングテープまたはセロハンテープ
接着強度の保持の為施工前にはある程度貼る部分の汚れを取り除きましょう。
スキージは硬さのある薄いヘラのようなものでも代用できます。

2.材料のカット: 壁の高さを測りその長さより3cm程度長く材料をカットします。
材料を床に広げてメジャーで長さを測り希望の長さ付近の裏面方眼紙に印を付けます。
カッティングボードを下に敷き裏面方眼の線にあわせて定規をあててカッターでまっすぐにカット。
このとき巻き癖が邪魔な場合は、マスキングテープなどで始端を固定しましょう。

3.貼り出しその1 裏面剥離紙のめくり方から貼付け: 貼出しの際のポイントの一つは、裏面の剥離紙のめくり方です。
裏面の剥離紙は一度に全部めくってしまうと、シートの裏面粘着材同士がひっついてしまい、どうしようもなくなってしまいます。
裏面剥離紙は、30cm程度だけめくって貼り出しましょう。
定規でまっすぐカットした部分を天井に突きつけて貼り出します。この際天井を突きつけた場合は横側（今回の場合は右側）は少しかぶす用に貼り、後からカットしましょう。
上も横も突きつけようとするとほとんどの場合どちらかが歪んできてしまいます。

4.貼り出しその2 なで付けとカット: 位置決めが完了したら、上から下にむかってスキージなどでなで下ろし、空気を追い出していきます。
ポイントは、30cmずつ程度裏面の剥離紙をはがしながら ”なでてはがして” を繰り返して少しずつ全面を圧着します。
余白のカットの仕方は、カット部分をスキージなどで折り目をしっかりとつけた後、スキージを定規代わりにして写真のように沿わして少しずつカットしていきます。
隅っこの方の折り目の入れ方は写真を参考にしてください。

5.2枚目: 2枚目のポイントは1枚目とのジョイント部分ですね。
はがせる壁紙『ウォールシート』の場合、ジョイントは切らずに重ねたままの施工になります。
（日本で一般的な壁紙のジョイントは重ねて2枚一緒にカットしてローラー掛けをして納めますが、はがせる壁紙は重ねないとシートの伸縮で後々隙間が発生します。）
5mm程度1枚目に重ね天井を突きつけた後、1枚目同様上から下までゆっくりとなで下ろしていきます。天井を突きつける際はできるだけ精度よく突きつけてください。そうしないと下の方でジョイントの重ねがなくなってしまいます。

6.最後の一枚: 最後の1枚のポイントを解説。
最後の一枚を貼るときはおそらくシートの巾よりも巾の長さが短くなっていることでしょう。
シートを貼る前に『巾落とし』という作業をしてシートをあらかじめ加工しておきます。
写真のように最後の巾の長さを測り、その長さより2〜3cm長くシートの巾をハサミなどでカットします。
巾落としした後は、同じように天井を突きつけジョイントを重ねてなで下ろします。全面なでた後に余白をカットして施工完了です。

完成

はがせる壁紙DIY『はがせる壁紙DIY はじめての『はがせる壁紙』貼り編』をご紹介いたしました。

今回は、DIYを初めて挑戦する方向けに最も基本的な『はがせる壁紙』の施工方法をご紹介しました。
シール式なので糊塗りをする必要が無く、既存の壁紙をめくる必要がなくゴミが出ないので、簡単かつ経済的に楽しめます。
初めてでも簡単にできるので一度お試しください。

また、難しいことや解らない事がありましたらお気軽にメールまたはお電話でご連絡をください。

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このDIY事例でより多くの方がDIY・セルフリフォームを経験していただける事を願っております。